性器に着ける以上、手入れは欠かせません。誰が、どう外して洗うか——その段取りのお話です。
貞操帯は性器に直接着けるものです。だから、メンテナンス——定期的な解錠・清掃・点検——は必要不可欠と言ってよいでしょう。
もっとも、本当に装着に慣れた者なら、数年単位で着けっぱなしにすることも、不可能ではありません。実際、そうした報告もあります。 とはいえそれは例外的な話で、基本は定期的に外して洗い、肌と器具を点検するべきです。 清潔を保てなければ、肌トラブルはいつか必ず噴き出します。
ここで最初に決まるのが、その手入れを、本人にやらせるかどうかです。管理の形は、おおむね三つに分かれます。
一、本人に任せる
鍵を預け、洗浄も点検も本人の手でやらせます。管理者は楽です。手間がかかりません。 ですが当然、外しているあいだに、許可のない自慰を許すリスクがつきまといます。 鍵が本人の手にある以上、そこは信用に委ねるしかありません。
二、本人にやらせるが、監視をつける
手を動かすのは本人でも、目の前で、あるいはカメラ越しに見ています。これなら抜け駆けの自慰はほぼ防げますし、 作業自体は本人がやるので、管理者の負担は比較的軽くなります。折衷案として、現実にはいちばん収まりがいいやり方でしょう。
三、本人にはやらせない
解錠から洗浄まで、すべて管理者の手で行います。必要なら、本人を拘束した状態で作業します。 抜け駆けの余地はほぼゼロです。そのぶん管理者の手間は最大になります。厳格さと引き換えに、相応の面倒を引き受ける覚悟がいります。
どれを選ぶかは、二人の関係と、どこまで厳しくするかの匙加減しだいです。 管理の厳しさと、管理者の労力は、だいたい反比例する——そう覚えておくとよいでしょう。
自己管理の場合
鍵を預ける相手がおらず、自分で自分を管理しているなら、話は単純です。極論、好きにすればよいのです。 自分の体を、自分で律しているのですから。
とはいえ、ロックタイマーのような道具で「一定期間は開けられない」縛りを作っているなら、 メンテナンスの間隔も、はじめからそのサイクルに組み込んでおくとよいでしょう。 タイマーが切れる日を清掃日と決めてしまえば、手入れと再施錠を、一続きの儀式にできます。
——もっとも、正直に言えば。自己管理で、メンテナンスまできちんと続けられている人は、あまり聞いたことがないのですが。